パロップのブログ

主にTVドキュメンタリーを記録します

『BS特集』「“ブッシュ中東外交”負の遺産〜世界経済フォーラム中東会合2008」

2008/6/5初回放送、50分、スタジオ進行:藤澤秀敏/岩渕梢、インタビュー出演:マハ・アッザム(英国王立国際問題研究所)他、エンドクレジット無し
藤澤“ダボス会議大好き”秀敏解説委員のライフワーク。初回放送が平日18時台という、いつもは再放送のドキュメンタリーを放送している空き時間枠であることから考えても、藤澤氏の趣味番組であることが窺える。そもそもタイトルが「“ブッシュ中東外交”負の遺産」というのがすごい。公正中立を旨とする建前のNHKならせいぜい「ブッシュ外交の功罪」あたりにするものだろうに、敢えて挑戦的なタイトルを付けた意図は何だろう。久しぶりに動くフジサワンを見たが、どうも頬が痩けているように見えるし、スワンソングorダイイングメッセージになりはしないかと少し心配。
50あった会合のうち番組で紹介されたのは、Special address - USA(ブッシュ演説)、Special address - Egypt(ムバラク演説)、Iraq's shaky progress(イラクの不安定な前進)、Fresh strategies for stability ?(中東の安定に向けて)、How much water do you "eat" ?(どれだけ水を“食べて”いますか?)辺り。正直誰がやってもレームダックになる8年目の米大統領に、何かを期待する方が間違っている気がする。
今年は登場しなかったけど、世界経済フォーラム中東会合でよく見掛けた司会者にアラブ連盟事務局長のアムル・ムーサ(Amr Moussa)氏がいる。エジプト外相だったらしく、いかにもアラブ政界というインナーサークルの重鎮ぽいのだが、素性がよく分からない。そもそもアラブ連盟という団体自体、西側での報道だと存在感が薄い。たまに声明を出したりするけど、積極的に関わろうという意欲は感じない。西側報道に偏見があるだけで、現地では地道に頑張っているのか、それとも本当に形骸化した口だけ団体なのか、その辺りを取材してくれそうなのはNHKだけなので、『未来への提言』枠辺りを使ってムーサ氏のロングインタビューを放送してもらえると嬉しい。

『BSドキュメンタリー』ファンに朗報。6/14の14時台で、待望の「自爆テロが止まらない〜パキスタンイスラム原理主義」の再放送がある。4/29の初回放送を見逃したので捕獲を試みようと張っていた検索網にようやくかかった。最近はNHKが野球中継に夢中で、ドキュメンタリーの再放送枠が激減して参っている。