パロップのブログ

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CS「第10節・徳島ヴォルティス戦」

2008/4/29放送、実況:高野勝正、解説:田渕龍二
2点目、3点目のような、中盤でボールを奪ってそのまま攻撃へ転ずる光景は久しく見なかったわけだが、やはり相手がリアクションサッカーからアクションサッカーへ移行する過程のチーム、技量がついてこないのに丁寧に繋ごうとするチームであったが故の特異現象と考えるのが妥当だろうか。
年に何回かサンフユースの試合を見るけれど、割とユースもこういう守り方をしている気がする。ボールを奪われたところからプレスをかけて奪い返せ(ピッチでは「前から!」「はめろ!」という声が聞こえる)、という方針。たまにかいくぐられて後方が2対2になったりするが、ユースのCB2枚と一般高校生FWだとほぼ火消しに成功する。組織的に何かをするというよりは、個人技量で相手を上回っている選手達に敢えてハードワークする戦い方を教え込ませているという。
25分くらいで落ち着いちゃったけど、あれは2点リードしてゲームをコントロールするというよりは、単純にスタミナが切れたように見えた、暑かったみたいだし。中盤3枚を替えるのは順当だし、この試合フル出場させて次節ターンオーバーするか、この試合も次節も60〜75分で入れ替えるか、どっちでいくかにもよるけど、個人的には五輪合宿に備えて青山→一誠、それから疲労と今後を考慮して寿人→平繁の1トップも見てみたかった。正直、一誠と高萩がいれば、柏木と青山が五輪へ行っても痛くない気がするけど(「○○最高や! ××なんか最初からいらんかったんや!」のテンプレを使いたくなる)、あまり傲慢になるといずれ罰を受けそうなので控えたい。
槙野と森脇のパスミスをストが尻拭いしつつ怒鳴る。恐らくサテライトでは橋内と篠原が戸田さんに怒鳴られているはず。そう考えると、選手が育つ環境ではあるかもしれない。
浩司が「西河君の足元は弱点だ」と言わんばかりにプレッシャーを掛けにいっててワラタ。
ハーフタイムのインタビューでドゥンビアが、ゴールパフォ(踊り)について「出身の町アビジャンで〜」と字幕が出ていて、田舎の夏祭りレベルをイメージしそうな訳だったけど、アビジャンは「町」っていう規模じゃないと思う。