パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事


昨晩、新宿駅から曙橋の宿まで酔っ払いながら歩いた。伏線その1としては、夕方にダサいリュックを背負い、手には新宿〜曙橋間の切符を持って新宿駅の地下をウロウロしていたら、警備員に不審者と間違われて声を掛けられたのを幸いに「駅はどこですか?」と泣きついたら、苦笑いされながら「三丁目まで歩いた方が近い」と言われたこと、伏線その2としては、チャリで回れる範囲が生活圏の田舎者なので、土地勘のないところではとてもタクシーに乗れないこと(もちろん地元でも乗らないけど)。運転手にタクシー代を渡しながら「今日は楽しかったよ」と女性を送り出すようなナイスミドルにはなれそうもない。それで「大した距離もないだろう」「確か甲州街道を真直ぐ進めば着くだろう」と曖昧な記憶に基づいて歩いていたら、チャリに乗って見回りするお巡りさんに遭遇、道を尋ねたら「左に曲がって富久町西の交差点を右」と教えてくれた。どうやら甲州街道靖国通りを勘違いしていたらしく、あのまま歩いていたら危うく遭難するところだった。夜中じゅう警察官が見回っているファシスト都政に感謝。
今日はナタリー・ポートマン目当てに新宿バルト9で『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』を見る。すごい眠かったが、昨日のうちに金券ショップで前売券を買ってしまっていたので仕方ない。本当は地元の月曜日1000円の日に行きたいところだったが、地元では郊外のシネコンでしかかからないらしいので仕方ない。バルト9の案内には「地球環境も配慮し、できる限りフィルムを使用しないデジタル上映を目指します」とか「9F・10Fはマイナスイオンがロビー全体を包み込みます」とか書いてあり、女性客を目当てにしたスイーツ臭を感じた。映画の方は「大人も楽しめるファミリー映画」という売り込みだったようだが、正直『ジュマンジ』や『キャスパー』のような物語の面白さはなかった。自分が気付かなかっただけかもしれないが、回収してない伏線もあったような。ポートマンは童顔と老け顔の変わり目のようで、少し輝きに欠けた。