パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

週半ばに試合があったときは、週末も予想しないというマイルールに従い、totoは買わず。
ついでにすっかり締め切りを忘れていたファンタジーサッカー第21節は81fp。浩司/青山/柏木を入れっぱなしにしていなければもっと良かった。
2台のテレビでフル代表と五輪代表とU17を同時に見ていると、中央でボールをカットした岡本が左にフィードして駒野がクロスを上げて寿人がシュートして跳ね返ったところを柏木が押し込む映像が見えてきたりする……わけがない。

エアコンはこまめに入切するよりも一定の設定温度でつけっぱなしの方が効率が良くて電気代も安いという話を読んだのでその通りにしていたら、今月の電気代が今まで見たことがないとんでもない金額になっていた。やはり一日中、家の中でゴロゴロしているのが原因か。
アイドル女優強化月間ということで、WOWOWで8/19放送の『ハチミツとクローバー』を見た。蒼井さんの5人組が2人と3人に分かれないよう展開するためには、真山とはぐぅを繋ぐ回路があればもっと良かったのになあと思った。5人組のエヅラが好きだった自分としては、海に行くまでは大盛り上がりで、後は映画を2時間で収束させるための蛇足。山田さんが『ライフ』の偽いいらさんだと気付いた自分に拍手。山田さんには一回くらい細身のジーンズを履いて欲しかった。
アイドル女優強化月間ということで、WOWOWで8/21放送の『幸せのポートレート』を見た。クレア・デーンズはすっかりおばさんになっていたけど、髪をかきあげる仕種とか眉間に皺を寄せる仕種とかは変わらなくて懐かしかった。『きみに読む物語』の宣材を見る度に気になっていたレイチェル・マクアダムスは今後要チェックという程でもなかった。

昨日、本屋で宇都宮徹壱氏が帯に推薦文を書いているフランクリン・フォア著『サッカーが世界を解明する』という本を見かけたので、手に取って著者紹介を読むと「フォアは『ニュー・リパブリック』の政治記者」などと書かれ、その最後に「ちなみに作家のジョナサン・サフラン・フォアは弟」とあったのだが、「ジョナサン・サフラン・フォアなんて知らねえよ。そんな豆知識いらねえよ」と思いながら帰宅し、WOWOWで録画していた映画を見たらジョナサン・サフラン・フォア原作というから、世界狭すぎ。
ウクライナを巡るロードムービー」という触れ込みにつられ、自称旧東欧好きとしては面倒臭くても義務感で、とWOWOWで8/21放送の『僕の大事なコレクション』(多分「イライジャ・ウッドが指輪に導かれて運命と出会う話」ではない)を見たら、すごいヘビーな内容だった。犬の名前が「アフリカ系にしか見えないのに実はユダヤ教徒」であったサミー・デイヴィスJr.なのも伏線だったとは見事な仕掛け。そしてサントラが欲しくなる。西ウクライナはバルカン風なブラスがよく似合う地域。
数年前『Nスペ』でポーランドのイェドヴァブネ事件を取り上げていたが、あれのウクライナ版かと思ったら、trachimbrodの場合、銃殺したのはナチスだった。「そもそもtrachimbrodは現在ウクライナ領だけど、WW2前はポーランド領じゃないのか。当時はポーランド人が住んでいたのでは?」と疑問に思って調べた。西ウクライナというか東ガリツィアというか要するにリヴィウ周辺は、WW1後に独立ポーランドの一部になったが、支配層(地主)がポーランド人で一般住民(農民)はウクライナ人。商売人がユダヤ人で、商売をするには時の権力者に迎合するケースが多いので、庶民からはコーモリ野郎として嫌われる傾向にある。独ソによるポーランド分割でソ連領となり、「ボリシェビキユダヤ」の図式からますますウクライナ人の反ユダヤ感情が高まる。独ソ戦に伴ってドイツ軍が占領、この時に尻馬に乗った民間ウクライナ人がユダヤ人を虐殺したケースは多々あるが、占領体制が安定するとユダヤ人を殺すのはドイツ軍が主となる(←trachimbrodはこのタイミングでの出来事)。という解釈であっているはず。ちなみにウィキペディアによると、trachimbrodのポーランド語名がSofievkaらしいのだが、映画の中での使われ方を聞くと疑わしい。