パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

櫻井×オシム〜サウジ戦

試合終了後のインタビューがあまりにひどいので、2ちゃんの代表板に単独スレまであるテレビ朝日の櫻井アナだが、サウジ戦はテレビ朝日がインタビュー前に中継を終了したため、NHK-BSの方で見ていた人しかインタビューを見られなかったということで、書き起こしをしてみた。本当はスレに貼るつもりだったけどクソ長いので止めたものの、テレビの書き起こしは結構面倒なので埋もれさせるのも悔しいし、ここに載っけて済ますことにする。

〔櫻井〕本当に悔しい結果になってしまいました。
〔監督〕サッカーですからこういうこともあるわけです。ラッキーだったチームが決勝に行ったということです。そういう結果です。得点を上げるタイミングが良かった。こちらは中心選手の中で疲労が目立つ選手が多かったですね。それが残念です。しかし文句を言うことは出来ません。彼らも一生懸命やりましたから。内容的にそれほど悪くはなかったと思います。相手もそれほど強いとは感じませんでしたけれども、非常にアンラッキーな部分で失点をしてしまった。それが3回繰り返されたということですね。
〔櫻井〕勝負を分けてしまった点というのはどこだったんでしょう。
〔監督〕3点取った方が勝ちということです。それは我々にとってみれば、決してチャンスらしいチャンスからのものではなかった。それが非常に残念です。こちらはチャンスが10回以上もあったでしょうか。そのうちの半分でも決めていればもっと楽に勝てたわけです。実力はそれほど離れてないということです。我々は疲れているところでチャンスを生かせなかった。向こうは普通のプレーをして得点に結び付けた。それが違いだったと思います。ですからサッカーの内容という点では決して悪くなかった。むしろ向こうよりも良かったかもしれません。同点に追い付いたところで、こちらがもっと積極的にイニシアチブをとっていければ良かったのですけれども、そこで流れを変えることが出来なかった。それが一番のポイントだったかもしれません。2回は追い付いたわけですけれども、3回目は出来なかったということです。選手はよくやってくれたと思います。
〔櫻井〕オシム監督、もう1試合残ってますんで。
〔監督〕優勝を争う試合ではないのが残念です。いずれにしても、今日出た選手は非常に疲れが溜まっていますから、フレッシュな選手と入れ替えることを考えたいと思います。
〔櫻井〕ありがとうございました。

2つ目の質問は直前の「非常にアンラッキーな部分で失点をしてしまった。それが3回繰り返された」という回答を聞いていなかったかのようだし、1つ目と3つ目は質問ではなく意見を言っているだけなので、相手の機嫌が悪かったら「悔しい結果になってしまいました」「それで?」「もう1試合残ってます」「それで?」で終わっても文句は言えない。
とまあ、相変わらず予定調和な質問だけれど、監督に顔も覚えられただろうし、「また、お前か」と思われつつも、邪険には扱われなくなったような気もする。直に顔を付き合わせ、相手の習慣や手法を知れば、相手の意を汲んだ人間らしいコミュニケーションが生まれる好例。