パロップのブログ

主にTVドキュメンタリーを記録します

徳島スポーツビレッジオープニングフェスティバル


「18切符の旅」第2弾:徳島編は、乗り物酔いに苦しんだ先週の反省をもとに、朝食抜きで乗ることにした。7時半に起き、録画したなでしこプレーオフを見てから9時前に出発。高松乗り換えで何か食おうと思ったが時間がなく、高徳線の中でコンビニおにぎりを食べる。高徳線は電車ではなくディーゼル車だと話には聞いていたが、ワンマンカーは路面電車が長距離を走っているような趣きだった。板野駅からあすたむらんど行きのバスで現地へ。板野駅で降りた人は自分の他に1人だけ、同じバス停から乗ったのも4人くらい。多くのヲタは徳島駅から或いは車で午前中のうちに乗り込んだらしい。
ビレッジはサンフでいう吉田町のような山奥にある。天然芝2面、人工芝1面の素晴らしい環境だが、試合は鳴門、練習は板野ということになると、まさにサンフ的で、なかなか練習を観に来るサポも増えないのではなかろうか。まあ駐車場はふんだんにあるから、車社会では苦にならないのかもしれないが。余談だが、徳島人は車の運転が優しい。みんな「どうぞどうぞ」「いやいやお先に」と譲り合っていたような。もっと関西風味なのかと思っていた。
2回に分けて行われたキッズサッカースクールは、これからユース/ジュニアユースの下のカテゴリーを活発にするための体験キャンペーンみたいなものだろうか。小学1〜3年生が対象で、上の子はキックの練習なんかもしてたけど、1年生はコートに複数のボールを入れてミニゲーム。ボール1個を20人くらいで追い掛けたら局面に関われずに終わる子が沢山出るけど、団子状態の局面があちこちに生まれるようにしている。ひとりぼっちで少し退屈にしている子に向かってボールを転がしてあげ、他の団子を取り巻いている子に向かって「この子がシュートしようとしてるぞ、防ぎに来い!」と呼び掛けたりしている。ボールに触ってサッカーを楽しむことをよく考えられているもんだと感心した。
広島から徳島へ出向し、モダーンなディフェンダーとなるべく修行中の西河だが、予習代わりに見た土曜日の札幌戦では、華麗にドリブルで持ち上がり、ストレートに対面の敵にパスを渡し、華麗にカウンターを食らっていた。広島には帰ってこれそうもないが、ビレッジでは背番号6に「SHOGO」と入れたレプリカユニを着た女の子も見かけたし、大切にされているようだ。
学生時代の1つ先輩に徳島出身の可愛らしい女の子がいた。色白で冷ややかな目をしており、「曾祖父さんか曾曾祖父さんは板東収容所のドイツ兵に違いない」と当時思ったりしたが、ちょうど今日司会をしていた人と似たような雰囲気で、もしかすると徳島は全体的に色白美人の産地なのかもしれない。会場でちっちゃな女の子がエセ関西弁みたいな言葉を話していたが、あれが徳島弁だと聞いた。先輩によると、語尾に「じょ」を付ければ徳島弁風になるということで、たとえば「好きなんじょ(好きです)」になるらしい。とりあえず徳島出身の子がハロプロに入ったら語尾に「じょ」を付けることで、モー板(狼)辺りだと速攻でキャラが立ちそう。
15時から特設トラックで行われた名産品試食会&トークショーは遠巻きにして見た。14時から試食整理券の配付なんて知らなかった。1時間前からトラックの最前に陣取って待つヲタ恐るべし。辻さんのトークはグダグダの意味不明になっても臆せず、理解してもらえるまで話を続け、その結果更なる理解不能の領域に進むけど何となく面白いからOK、という独自路線にも程があった。芸能人にとって自分を通すというのは大切。試食品が皿に運ばれてくると、マイクをテーブルに置いて完食を目指すのもすっかりお馴染みの光景。
エキシビジョンマッチは横断幕を掲げたガッタスサポと反対側のゴール裏に座る。元々終日晴天だったが、15時半頃から日射しも暖かくなってきて絶好の観戦日和となった。基本的に自分は地方在宅ヲタでフットサルも初めてみたので、前半は目の前の辻さんが好セーブ連発、後半はフィールドプレーヤーになった辻さんが目の前でハンドとかゴールとかGK用膝当てを外したりとか、ロスタイムに接触して辻さんを気遣う相手GKさんに小声で「らいじょうぶれす」と応えたりとか、珍しいのか貴重なのかはよく分からないが、個人的には「面白い珍獣」辻希美のワンマンショーを堪能した。
隣りに座っていた一般人カップルらしき人も「うめえうめえ」とつぶやいていたようにコレティは当然上手いのだけど、人工芝でボールがコントロールしやすいのか、ファーストタッチでマーカーを置き去りにしたり。次に何がしたいのか考えてトラップするそのインテリジェンスにワクワク出来る。北澤監督が「プレーの面白さ」で採用したのも分かる。芸能人フットサルでももっと曲芸サーカス的なプレーが奨励されると良かったのだが。
多少トラップが乱れるでかい芸能人相手に体を寄せながら守るタイプのサトダは、華奢でボールコントロールが上手くてフリーで前を向く訓練を積んでいる小学生は一番苦手なタイプだろう。今日は一番割を食っていた。
開始10秒の失点は、サトタがガンバ戦のサンフ戸田のようにボールを失ったのが原因だが、対戦相手が小学生女子ということで、おそらく初心者サッカー教室の延長線上で考え、油断していたのだろう。キックオフして後方のサトタに下げたら、猛然とプレスをかけてくるなんて予想出来ない。しかもオフェンスがグルグル渦を巻くフットサルで、相手から2人借りた急造チームでディフェンスするのは難しい。キックインやコーナーキックの判定を無視して試合を進める場面もあったし、試合中にインタビューしてたし、いわゆる花試合だった。徳島のGKを助っ人に入れ、辻さんをフィールドに上げて逆転した後、再び辻さんはキーパーに戻ったのはそのまま勝ちたかったからだろうけど、結局徳島さんが辻さんを前に行かせ、自分は空気をよんで引き分けになるよう同点弾を演出、辻さんはロスタイムに勝ち越しゴールを狙っていたみたいだけど、まあ入らなくて良かった。とはいえ、負けず嫌いな性格は良し。
ラストの餅投げは後方で3人の表情を見ながら写真を撮っていたが、紅白1セットを拾う。確かコレティかサトタが遠投したのを誰彼が指で弾き、地面に落ちた後、誰も手を伸ばさなかったので。帰りの最終路線バスはヲタ満載。板野駅にたまっていたヲタは皆さん金があるのか時間がないのか特急うずしおに乗り込み、自分だけが駅舎に取り残される。本を持っていかなかったので暇は持て余したが体調は問題なし。帰宅は23時。現地滞在時間は4時間弱なのに何という充実した長旅!

(3/19加筆)眠たくて肝心なことを書き忘れた。以前、辻さんについて「バロシュみたいなスプリント能力を活かしたフィールドプレーヤーになって欲しい」みたいなことを書いたが、実際にみると、対戦相手が華奢な小学生だったこともあってビエリかビドゥカみたいな重戦車だった。それから、辻さんはボールのないところでナカータ並に首を振って周囲を見ている。キーパーの時はそれが仕事だから当たり前に見ていたが、フィールドで動きながらだと、とても目立つ。まあ、バラエティ番組で見かけるキョロキョロ挙動不審な落ち着きのなさそのままなんだけど、あれは案外フィールドプレーヤーとしての資質に繋がっている気がした。