パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS1「第17節・浦和レッズ戦」

2005/7/18放送、主審:柏原丈二、実況:田中朋樹、解説:宮沢ミシェル
前半が終わった時点で「個人的には後半頭からハンジェ→ベット、大木→ガウボンが良いなあ、けど多分大木&浩司→ベット&ガウボンだろうなあ」などと考えていた。結局、交代は後者で、後半開始から相手の出方を確認し、或いは大木さんの電池が切れたのを確認し、15分程経ったところで交代させるのも小野監督らしい判断。前半、2シャドーがほとんど攻撃に絡めない一方で、ディフェンスの場面ではボールが2シャドーの頭上を行き交った展開、2人の出来不出来に関係なく、疲弊したと考えるのも恐らく正しい。
ハンジェのパスミスにがっかりしたとか、駒野&服部と対になっているはずのアレックス&平川がフリーになる場面が多いのは何故なのか素人の自分には分からないとか、思う事はいろいろあれど、それよりも折角の全国中継試合、ジニーニョ有りで試合をしたかったというのが本音。後ろの3枚全員、ボールを蹴るのがダメで、縦に入れるのを怖がっていると広島の試合にならない。今日の寿人をみて、どんなに受け方が上手くても体格に差がありすぎると何にも出来ないととるか、後ろからもう少し正確なボールが来ればまだやりようもあったはずととるか。もちろん自分は後者。池田も吉田も頑張っていたけど、今後も今の広島サッカーをやり続けるのならば、見切ってしまうべきなのかもしれない。「じゃあ、ポカがあったり、フィジカル弱かったりするけど、フィードだけには自信があるという控えDFがいるのかい?」と訊かれれば、結局選手層が薄いとしか言いようがないのかもしれない。
個々の能力で負けているのに各個撃破されるような戦い方では残念ながら試合にならない。選手も観客もネガティブになるしかない試合だったけれど、切り替えて次節きっちり勝って、中断明けた裏返しのカードでは前半戦負けた上位5チーム(引き分けた磐田含む)に是非お返しを。