パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

BS1『BS世界のドキュメンタリー』「EU拡大〜どうなる共通農業政策(E.U.E.U.O!: A View of the Common Agricultural Policy)」

2004/5/8放送、50分、制作:仏・アレグリア(2003年)、プロデューサー:クリスティン・カムドシュ、構成:ベン・ルイス、リポーター:ニック・フレーザー(イギリス人ジャーナリストらしい)、日本語版制作統括:古川潤、ワイド画面
BBCのサイト(http://www.bbc.co.uk/bbcfour/documentaries/features/eueuo.shtml)をみる限り、放送日は2003年4月1日、放送時間は70分。
共通農業政策(CAP)、というか農業に対する補助金制度をめぐってスペイン、フランス、ドイツ、デンマーク、イギリス、ポーランドを取材。要はイギリス人に対して「ブリュッセルの官僚はアホ」と吹き込みたいだけちゃうんかと。
適当な事をいってしまうと、元は知的な皮肉が得意なイギリス人ジャーナリストが実際に現場へ足を運んで面白紀行をしながらも、視聴者に考えさせるタイプの番組だと思うのだが、NHKが翻訳すると、そういう遊びのニュアンスが消えて生真面目な報道番組になっちゃってる。
農業政策・補助金を巡るフランスとポーランドの対立といえば、ジョゼ・ボヴェを出して欲しかった。