パロップのブログ

主にTVドキュメンタリーを記録します

BS1『ワールドドキュメンタリー・スペシャル』「兵士の告白〜イスラエルと南アフリカ(Judgement day)」

2001年、南アフリカ・ケビンハリス・プロダクション制作
「80年代の南アと2000年以降のイスラエルの状況が似ている」という製作者の説明が始まって30分くらいして表明される。この番組の目的というか、製作者の意図はもう少し早く教えてほしい。残念だが、この作品はあまりに自国向けに作られているというか、体験した人にしか分からない説明不足な描き方だと思う。個人的に南アやイスラエルに対する関心が低いのも、最初の15分ほど入り込んで見てなかったことも認めるが、もう少し悪趣味なセンセーショナリズムが必要。作品とはあまり関係ないが、真実和解委員会が出来た当時、「犯罪被害者(とその家族)の痛みは、加害者を罰することではなく、被害者の『何故、自分が?』『本当は何があったの?』という事実を明らかにし、その事実と向き合うことで癒される」という委員会の目的を聞いて「おー、最新流行だなあ」と思って感心したのだが、実際始まってみると「罪が許されるから真実を話すって、まるで罰が怖くて黙っていたみたいじゃんか。大体、被害者の家族、真実聞いたら復讐する言うてるし」と加害者嘘つきまくり、しかも証言したということで無罪出まくりになた。その話を聞いて「虚礼廃止だからと年賀状とかお歳暮とか止めたら、今までのが虚礼だったと認めることになるやんけ」と結局、誰も虚礼を止めなかった日本のことを思い出した。