パロップのブログ

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自分の事

チェコ語学者千野栄一氏のエッセーに「その国の国際交流相手を知るならば、動物園へ行け」という主旨の事が書いてあったので、プラハの動物園を訪れたのは2年前の4月。確かにプラハの動物園には、キューバやらエチオピアやらベトナムやら、動物を入手した当時の兄弟関係が容易に想像できる顔触れが揃っていた。半地下1階のようになっているゾウやカバの居る所では、四方を檻で囲っておらず、見学者と彼らの間は南米のサッカー場でみるようなちょっと深めの堀で隔てられているだけだった。相手がぶち切れて飛び上がったら余裕で飛び越えられそう。彼らはロボトミー手術でも受けとるんちゃうか、と思ったことを覚えている。今回の洪水で、ゾウやらなんやらは逃亡の危険があるので射殺された。今度ゾウを飼う時は、四方を檻で囲み、洪水の時はせめて溺れ死ぬように作ってくれ、プラハ市長。合掌。