パロップのブログ

TVドキュメンタリーの記録は終了しました

自分の事

引き籠もりが何で社会に適応出来ないかというと、上下関係とか時間とかに縛られるのがダメだからと思っている人も多いだろうが、引き籠もりは基本的にヘタレなので、他人から指摘・非難されないよう、必要以上に時間厳守で無職のくせに毎日のタイムスケジュールを変えないヤシとか多そうで、しかも結構謙っていたりする。そんなこんなで無職引き籠もりの理由を考えてみるに、社会常識として欲しくもないスーツとかネクタイを買うために無駄としか思えない出費を払わされるからではないかと。欲しいヲタグッズのためには3食抜いても平気なヤシが、機能性のカケラもないのに「社会人だから」のいうだけで無駄金が消えていくのはすごく辛いのでは?と、4足700円の靴下を買うにも躊躇する人間が言ってみるテスト。
数ヶ月ぶりに丸善を訪れて新刊をチェック。『ファイル―秘密警察(シュタージ)とぼくの同時代史』は東ドイツヲタ気質とイギリス皮肉エッセイヲタ気質の両方を満たしてくれそう、『ドキュメント戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争』は『NHKスペシャル』で放送した内容を取材者が詳しくして書き起こし。会社組織のなかで自分の関心に従ってジャーナリスティックな仕事が出来るというのは幸せなことだ。しかしこういうのを読んだ後でも「正しいのはアメリカ、いやパレスチナ、いやイスラエル…」なんて遠い国の遠い情報に関して何か言う気になる人はいるんだろうか。『テキスト大全』はテキストサイトに関する概説書か。こういう本は、サイトを自分でやっている人間が内輪受けで買うものだろうか、それとも最新流行に目ざとくてビジネス本を買ったりする層が「インターネットとは何ぞや」と騙されて買うのだろうか。モーヲタテキストサイトテキストサイトの一分野として扱われているのが微妙。他に『サイゾー』8月号・山形浩生コラムは相変わらず途上国援助におけるIT万歳批判。『TVブロス』(7/26-8/2号)内「サポティスタ」のコラムで本当にワーワーサッカーの話が書いてあった。ネットの冗談が漏れ流れるのは楽しいが、ワーワーは半角でワーワーだろ、と思ってしまう。活字メディアとは感覚的に相性が悪いような気もする。
マリノスヴェルディ』『ガンバ対グランパス』を並行。90分じっと睨んでいないと、エジムンドマルセリーニョ・カリオカの妙技っていうのは、見逃してしまう。要するに、見逃した。開幕前「ワールドカップ明けにベルデニックは、市原からミリノビッチを強奪して3バックへ移行」という予想を立てた。強奪はならなかったが、半母国からパナディッチバスティッチを買って3バックに移行したんだから半分当たり。日本人メンバーもいつの間にか若い奴に入れ替わっているような。柳本に変わった宮本が入ると大歓声。万物は流転する。