パロップのブログ

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自分の事

今週の『週刊サッカーマガジン』内ティベール氏のワールドカップ用コラム、Vol.2がフランス代表の怠慢、特にデサイイー/ルブーフを使い続けるルメール批判、Vol.3はドイツ代表の8対0での勝利について評価、特に相手如何にかかわらず精神力を評価。週2回出されても、立ち読みにいくのは週1回じゃ!と文句を言いたいところだが、よく考えたら買って試合の合間に読め! と言い返されそうだ。
『アスリート』という広島スポーツ限定の雑誌があり、今月号は「久保のワールドカップ」という悲しい先走り特集を組んでいるわけだが、そのなかで金田氏が「フォワードの主軸である西澤高原の離脱は久保には関係ない。ジョーカーを争うのは中山で、最終選考でトルシエは何食わぬ顔をして中山を選ぶかもしれない。久保は残るノルウェー戦で、チームの中で役に立つことを証明しなければならない」というとんでもない予言をしている。欧州遠征中、あの空気の中で、これほど的確に状況を見ていた人はあまりいない。
『日本対ロシア』。「モストボイモストボイ」と騒がれていたが、水曜日に書いた通り、ティトフやイズマイロフが真ん中で調子が良く、スメルティンが復帰するのに、併用するわけがない。個人的にはフラン/ヴァレロン/ジャウミーニャ/セルヒオを併用するラコルニャ、伸二/名波/俊輔/ナカータを併用する日本も見てみたいが。マウロ・シルバや戸田、スメルティンがいないと、監督は胃が痛いだろうが、興行的には面白いはず。さて、今日の前半。スメルティンが入るとティトフの行動範囲が大きく広がる。セムショフとソロマティンは正直、あるレベルに達していない。40分の戸田は明らかにPKだ。カルピンには伸二より中田コが当たれば良かったのに、結局伸二のポジションが中途半端。後半、ホフロフの出来は素晴らしく、次回は先発だろう。クラブでは真ん中をやっているらしいイズマイロフはどうみてもオルテガで、大会前のフランス戦なんかでやっていた左サイドでの結果がロマンツェフには気に入らなかったのだろうが、結局サイドアタッカーセムショフ程度の選手しかいないのが全て。しかも最後に投入する切り札がベスチャではどうにもならない。1点リード残り10分の状況で投入された福西の心中や如何に。これで追いつかれたら、戦犯扱いだろう。そう考えると、逆転食らった97年韓国戦の秋田という人はすごい経験をしているんだなと思う。